深く潜る

あ、やべ…書きたいことが頭の中で洪水を起こしている。まとまらねーやつだこれ知ってるまとまらねーやつだーくそぉー。

見出しを書こう。見出しつけて順番に書いていこう。(いや、こういう思考は書かなくていいんだよ。下手か。)

1.最近の私
2.「言わなきゃいけない」
3.向き不向き
4.深く潜る

こんな感じかな。
私にとって、今日は割と重要な一日で、軽く生まれ変わった日、というかまぁ、そんな大層なことでもないんだけども。
モヤモヤに一つの区切りがついたような気がするから、書いて、書いて、また明日を生きていこうと思います。頑張ります。あーーめんどくさい。でも書きたいんよ、なんなんかねーこれは。

1.最近の私

最近の私は、端的に言うとダメダメでして。
まぁそのー、今絶好調だぜ!っていう人がいたら、まじか、すげぇな、と思うので、世界全体的にね、ずーんときてるので、そりゃまぁ、そうなんですけど。

今日テレビで若新雄純さんが
「今僕たちは、珍しく全員が一つの物語を歩んでいる。」とおっしゃっていて、うまいこと言うなぁ、と思った。
言わずもがなコロナウイルスで、私たちは社会というものの存在を思い知らされていますね。
そして、社会がこんなにしんどいものだとは思わなかったと、思っている人も多いかと思います。
私もそうで。なんかもう全体像に疲れるよね。テレビもSNSも。会社とかもね。正しいこと言ってんな〜ていう人の意見を見てるだけなのに、なんかもう、強い言葉に、ウッてなったり。

ここで、情報とか思考をシャットダウンできる人って、本当にすげぇ〜て思う。それはすごいスキルです。欲しい。

私はそれがなかなかできなくて、大変だったよ、って話。
正しいと思うことを主張して、間違えてるんじゃないかとそわそわして、嫌な物言いにムッとして、なんでそんなことになるんだよと絶望して、傷つけてしまったのではないかとドキドキして、なんとかしたいのにとぐるぐるして、自分の主張の浅はかさに落ち込んで、そもそも私がここまで考えたところでどうなると投げ出して、でもまた、正しいと思うことを主張して…。という繰り返しの中に、進んで身を置いて、何を成したわけでもないのに、毎日考えて考えてなんとなく嫌な気分で眠りについていた、最近の私。

2.「言わなきゃいけない」

突然、話は遡り、25歳頃の私。
お恥ずかしい話ですがね、この頃まで私は学生してたのもあり、芸術だとか教育だとか、そういう狭い世界のことばっかり考えていて生きていた。芸術、教育ってんなら、もっと色々知ってろよって話なんだが、とにかく教養がなかった。5年しか経ってないので、もちろん今もないが、今よりもっと絶望的になかった。

政治の話なんて本当に嫌いだったし、一方の立場から、押し付けるように主義主張をしてくる人を見ると、しんどいなぁ、と目を瞑っていた。

もちろん「選挙に行こう」とか「国民主権」なんて言葉はよく聞いていたし、自分が参政権を持つ一人であるという自覚はあった。
でも、全く関心がなかった。
というか未来への心配がなかった。

私の根底にどんな思いがあったかというと
「政治家は少なくとも私よりは広い知見で物事を考えている。」
「政策の違いはあれど、政治家は皆、この世界をより良くするために働いている。」
「納税の義務を果たしていれば、私は死ぬまで真っ当に自由に生きていくことができる。」

こんな感じかな。恥ずかしいね。
16歳の考えじゃないからね。25やからね。
お恥ずかしい限りだね。
ま、受けてきた教育が悪いよね。(おい)

今夫になってくれた人に、そういうことをうだうだ話していて、

「だからさ、関心がないのが悪いのは分かってんだよ。でもさ、そのかわり、自分が損するようなことがあった時だけ、文句を言わないようにしたいな、と思ってるんだよ。どういうことになっても受け入れるっていうか…」

みたいなことを言ったら、夫はじっと手元の酒を見ながら

「それは…あなたは、すごく、政権にとって、ありがたくて、都合のいい人だね。」

と言った。
私は何かものすごく恥ずかしくて、なんかピーピーギャーギャー怒って店から出てった、んだっけな、確か。(居酒屋でした、そういえば)

んーー。

と。

とにかくそういう、恵まれた環境があって、たまたま、私は目覚めることができたというか、まさかそんな、金のことばっかり考えてる政治家がいるなんて、夢にも思わなかったんだよ。(なんでやねん)

ていうか、少なくとも政権与党をとるような政党はまともだと思っていたし、そのトップなんて、もっともっとまともだと思ってた。

私はね、本当にそのくらい無知だったので、つい最近まで。だから、政治に無関心な人を見るとすごくよく分かるし、なんかもうざっくりと、関わりたくねぇっていうのも、ものすごく分かる。

だが、少しのきっかけから色々調べてみると、思っていたより、国の現状は良くないように、今の私には思えて、これ、無関心な人が大半になったらこれ、ほんと、えらいこっちゃなこれ、と今は思うので、少なくとも目覚めた自分は、もう目を瞑ることは許されないのだと、そんな気持ちでいたんだよね、今日まで。

いや、目は瞑っちゃいけないと思うけどね今も。

私はいつも、Twitterで政治のことなんかを話す時は、「無関心だった25歳の私」が、これを見たらひょっとしたら目覚めるかもしれない、と思える言葉を使おうと意識してきた。

だから、主張が同じでも言い方が辛辣なものを見ると「あ〜それじゃあ目覚めないんだな〜余計目ぇ瞑るんだな〜」と心の中でダメ出しをしてきた。(誰やねん)

……何が言いたかったんだっけ。

だからとにかく「言わなきゃいけない」「一人でも多くの人の目を覚まさなきゃいけない」みたいに思って焦っていて、手っ取り早くそれが叶いそうなのがTwitterだったんよね。

今も、その考え自体は間違ってないと思うんだけど、Twitterでそれが叶うと思ってることが、浅はかなんかなぁ、と、思ったりしている。

そもそも民主主義っていうのは、レベルが高すぎて、完全にこの国はシステムを持て余している。
私が勘違いしていたように「政治家がみんなこの世界を良くしようとして働いている」ならば、むしろ、専制政治というか、少数が政治を決めた方がマシだと思うくらい。

長期的展望を持って様々な角度から、国のより良い未来を見据えた判断をしようって人が、主権者の構成員の大半を占めていれば、民主主義ほど良いシステムはないと思うけども。

難しいよ、むずいよ民主主義。
嗚呼、民主主義。

だから私は、とにかくよく分かんなくっていいから投票しようぜ!若者の投票率上げようぜ!ていう安易な論調にも懐疑的。

よく分かんないていうか、狭い範囲で考えてる人が大半なのに、投票率80%とかになったら、パフォーマンス大好き中身はペラペラ系政治家が世を席巻しますよ、多分。

………………怖っ。ぶるっ。

話ずれた。まだ、やっと3か。めんどくせーーでも書きたい。

とにかく私は、民主主義を少しでもいい感じに機能させるためには、自分の考えを「言わなきゃいけない」と思っていた、ということ。

3.向き不向き


もう疲れてきたからぱっぱと言うけど、
私向いてないんだ、こういう発言するの。

私はプライドが高すぎる。
にも関わらず、そんなに自信がない。

だから、これは間違ってる、言わなきゃいけない、と思うことがあると、必死に言葉を考えて、発信するんだけど、もう、ものすごく不安になる。
なんてったって、自分の考えてる範囲がまだまだ狭すぎることはわかってるしね。
修行中の身ですからね。
めっちゃズバーンて誰かに言い返されるっていうか、攻撃喰らったらどうしよう、とか、友達を不快にさせているのでは、とかめちゃくちゃ考えて、これならば、これならば、なんとか、と自分が許せるところまで言葉を推敲してから発信するので、もーーーめっちゃ疲れる。なにしてんねんこれ、てなる。

でーも言わなきゃいけないんだよ!
無言が肯定になって、政権に好き勝手されたら、被害を被るのはこっちなんだからー!とか色々心の中で自分を鼓舞したりしてね。

あーしんどかった。

でも、もう止めるんです。
やめました。

向いてないことしちゃいけないんだわ。
しんどい思いをしてまで、やらなくていいんだわ。

と、思えたきっかけはなんだろう。
色々あるな。
みのくまさんのブログとか、
のんちゃんとの電話とか、
丸さんのつぶやきとか、
いなめさんのアドバイスとか、

まぁ、やっぱり環境だね。

4.深く潜る


政治の話をもっと気軽に。
それは今も社会に望んでいることだし、自分もやっぱりこれは、と思うことがあれば、Twitterで発信することもあると思う。

でも、やっぱりSNSは顔が見えない不特定多数の人に一方的に意見を開示しているってところが、自分には難しくて。

そしてどうしても、端的な言葉に頼らざるを得ないので、強い言い方になるのを止められなくて。

でも、向いている人には、ぜひ発信を続けてほしい。応援するし、情報共有ありがたいし、自分もそれを他の人に共有することはできるし。

自分は目覚めている人なので、やっぱり一人でも多くの人に、あの日、夫が私の目を開いてくれたように、25歳の私にかけたい言葉を探していこうと思う。

こんな風にブログを書くかもしれないし、
歌を作るかもしれない。

それよりも、もっと目の前にいる誰かと語り合いたいな、と思う。

他にもおかしいと思うことは直接官邸に意見を送ったり、賛同するものに署名をしたり、デモに参加したり、応援したい活動に寄付をしたり、できる限りのことをしていこう。

その一方で、私が探求していきたい場所に、ちゃんと立ち返って、深く潜ろうと思う。

うーんとうんと考えたり、
じっくりと音楽を作ったり、
娘と遊んだり、
俳句を作ったり、
いい授業を構築したり、

今までもしてきたけど、もっともっと、深く。

やっぱりバンドがやりたいんだよなぁ。
家族バンド組んで、音楽作って、動画あげたり、ライブしたりして、少しでも多くの人に聴いてもらいたい。
友達になってほしい。

旅先で、ライブをしたりして、お酒を飲んだり、音楽を語り合ったり、新しいものに触れたり。
娘のたくさんの初めての経験を、隣で見て、その顔を、覚えておきたい。
そのためには、少しはいい曲を作らねば。

そんな風に、深く潜ることができる生活は幸せ。
でもその幸せは、正しい政治の元に成り立つ。
だから、政治は大切。

でも、それを考えすぎる余り、幸せの根っこにある深く潜る時間を蔑ろにしては、本末転倒だよなぁ。



と、ここまで考えて、ベッドに大の字で寝転んだら、ものすごーく久々に、頭が空っぽになって、気持ちがよかった。

放棄しない。
娘のためにも、決して放棄はしないよ。
私に向いている方法で、これからは頑張っていくからね。



さ、さすがにここまで読んだ人はいないかもしれないが、一応、万が一読んでくれた人がいたら、本当にありがとうございます。




0コメント

  • 1000 / 1000

かほ

書きたいこと書いていく場所